Hontoco Radio
本をめぐって
西へ東へ
本にまつわる人や、本のある場所を訪れたり、電話をかけ、おしゃべりする台本なし神出鬼没のWEBラジオ「本とこラジオ」。
パーソナリティは装丁家の矢萩多聞と、デザイナーのいわながさとこ。
ほぼ隔週木曜日13時から90分、不要不急のあったかい生活の声をお届けします。
#86
2023. 2. 2
13:00 –
GUEST TALK
第86回目のゲストトークは、横浜にあるちいさな出版社の三輪舎・中岡祐介さん。
中岡さんにはたびたび本とこラジオに出演していただいていますが、ちょうど先日、三輪舎が創業9周年を迎えたということもあり、お祝いも兼ねて、あらためて三輪舎というちょっとへんてこでゆっくりな出版社の9年間の歩みについて伺おうと思います。
3年ごとにすこしずつ変わっていく本づくり、創業時からまったくかわらないマイペースっぷり。「こんなんでも出版社ってできるんだ」とちょっと脱力しちゃうような、でも、ぎゅっと熱い想いのこもった三輪舎の仕事について、あれこれおしゃべりいたしましょう。
★今回は生配信はありません。13時から録音版をYoutube、Spotifyなどで公開します。
guest & NAVIGATOR

中岡祐介
なかおか・ゆうすけ
1982年、茨城県生まれ。「おそくて、よい本」を旗印にする出版社「三輪舎」を営みつつ、「本屋・生活綴方」(横浜・妙蓮寺)を監修する。町のひとと本をつくるレーベル「生活綴方出版部」を主宰。編集した書籍に『本を贈る』(若松英輔ほか)、『タゴール・ソングス』(佐々木美佳)、『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』(安達茉莉子)など。本づくりとは、誰かの歩みを緩めること。本を売るとは、手をつなぐこと愛すること。

矢萩多聞
やはぎ・たもん
画家・装丁家。1980年横浜生まれ。9歳から毎年インド、ネパールを旅する。中学1年から学校をやめ、ペン画を描きはじめる。95年から南インドと日本を半年ごとに往復しながら個展を開催。2002年から本づくりの仕事をはじめ、これまでに600冊を超える本をてがける。2012年から京都移住。著書に『本とはたらく』(河出書房新社)、『美しいってなんだろう?』(世界思想社)、共著に『本を贈る』(三輪舎)など。

いわながさとこ
デザイナー。京都に暮らしながら、本や雑誌を中心にデザインの仕事をする。犬の召使い、猫の奴隷。本とこラジオでは、初回配信からあいの手役をつとめる。ときどき、家の猫たちや赤子もあいの手をいれてくれる。
Backnumbers
これまでの録音版アーカイブ
これまでのアーカイブは、Youtubeをはじめ、Spotify、Amazon MusicなどのPodcastでも聴くことができます。
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