Hontoco Radio

本をめぐって
西へ東へ

本にまつわる人や、本のある場所を訪れたり、電話をかけ、おしゃべりする台本なし神出鬼没のWEBラジオ「本とこラジオ」。
パーソナリティは装丁家の矢萩多聞と、デザイナーのいわながさとこ。
ほぼ隔週木曜日13時から90分、不要不急のあったかい生活の声をお届けします。

#88

2023. 3. 2
 13:00 –

GUEST TALK

第88回目のゲストトークは、文学紹介者の頭木弘樹さん。頭木さんは、先日、『うんこ文学』と題して、古今東西の小説、エッセイ、自伝、体験談、評論、落語、漫画まで、さまざまなジャンルから幅広く選び抜かれた、究極のうんこ名作アンソロジーを刊行されました。うんこ話は単なる下ネタではありません。排泄の問題は、性別国籍を問わず、幼子からやお年寄りまで、生きる上でついてまわる普遍的なテーマ。頭木さんのライフストーリーと、めくるめくうんこ文学から、この春刊行される創元社『あいだで考える』シリーズまで、ずずいっとお話を伺いたいと思っています。

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guest & NAVIGATOR

頭木弘樹

かしらぎ・ひろき

文学紹介者。筑波大学卒。大学3年の20歳のときに難病になり、13年間の闘病生活を送る。そのときにカフカの言葉が救いとなった経験から、2011年『絶望名人カフカの人生論』(飛鳥新社/新潮文庫)を編訳し、10万部以上のヒットとなる。以後、さまざまなジャンルの本を執筆している。
著書に『絶望読書』(河出文庫)、『カフカはなぜ自殺しなかったのか?』(春秋社)、『食べることと出すこと』(医学書院)、『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』(ちくま文庫)、『自分疲れ』(創元社)。編者を務めたアンソロジーに『絶望図書館』『トラウマ文学館』『うんこ文学』(いずれもちくま文庫)、『絶望書店 夢をあきらめた9人が出会った物語』(河出書房新社)、『ひきこもり図書館』(毎日新聞出版)がある。
日本文藝家協会、日本うんこ文化学会会員。

矢萩多聞

やはぎ・たもん

画家・装丁家。1980年横浜生まれ。9歳から毎年インド、ネパールを旅する。中学1年から学校をやめ、ペン画を描きはじめる。95年から南インドと日本を半年ごとに往復しながら個展を開催。2002年から本づくりの仕事をはじめ、これまでに600冊を超える本をてがける。2012年から京都移住。著書に『本とはたらく』(河出書房新社)、『美しいってなんだろう?』(世界思想社)、共著に『本を贈る』(三輪舎)など。

いわながさとこ

デザイナー。京都に暮らしながら、本や雑誌を中心にデザインの仕事をする。犬の召使い、猫の奴隷。本とこラジオでは、初回配信からあいの手役をつとめる。ときどき、家の猫たちや赤子もあいの手をいれてくれる。

Backnumbers

これまでの録音版アーカイブ

これまでのアーカイブは、Youtubeをはじめ、Spotify、Amazon MusicなどのPodcastでも聴くことができます。

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